鴨胸肉の処理と焼き方をご紹介します。
胸肉1枚がパックになったものがあるので、こちらをお使いください。鴨肉を室温に戻しておく。
オーブンを250℃で予熱しておく。
身の方についている膜やスジ、余分な脂を取り除く。周りの脂を取り除く。
脂が多すぎるとクドイ味わいになるので厚みのある部分は削ぎ取る。
羽が残っていたら、骨抜きを使って根元から抜く。
焼いたときに余分な脂が出やすいように、脂に格子状の切れ目を入れる。(必ずしも必要ではない。切れ目を入れる場合は肉まで切ってしまわないように注意する)
両面に塩、こしょうをする。
フライパンを中火で熱し、鴨の脂の方を下にして焼き始める。(鴨の脂が出てくるので、フライパンに油をひかなくてよい)出てきた脂は随時取り除く。裏面と側面は軽く焼き色がつく程度に焼く。
脂の面を下にしてオーブンに入れ、5~6分焼く。
取り出して温かいところで休ませる。焼くのにかかった時間の倍の時間は休ませるようにしましょう。
指で押してみてしっかりした弾力があれば焼けていると思いますが、分かりにくければ金串などで一番厚みのある部分を刺してみて、3秒ほどで抜き、温かいようであれば大丈夫です。足りない場合はオーブンでもう少し焼きましょう。
肉のサイズやオーブンの種類などで変わってきますし、好みの焼き加減があると思いますので、試しながら良い状態を探してください。
焼き過ぎると固く、パサパサになるのでそれだけは注意してください。身の方から切って盛り付け、完成です。
マグレ鴨のロースト 粒マスタードソースBon apétit !!
ちなみに、マグレ鴨とはフォアグラをとるために育てられた鴨のことで、栄養価の高い餌を食べて育っているので味も濃いです。
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